旅館での心付けとは?チップとの違いをマナーと共に紹介

   

30e1008f68b9ac9f23ddc0dd18eae8c4_s日本では旅館に泊まった時などに「心付け」を渡すときがあります。心付けとはどのようなときに渡すのでしょうか?

今回は、旅館での心付けについてとチップとの違いやマナーについてお伝えしたいと思います。

  

旅館で心付けとは?

心付けについて説明していきます。心付けとは、基本的にはお世話になる感謝の気持ちを表し渡すものです。気持ちなので必ず渡さないといけない、というわけではありません。

旅館の料金の中にはサービス料というものが含まれているので、本来なら特に考える必要はありません。しかし、本来のサービス以上に何か要望をお願いするときには渡した方がいいでしょう。いくつか例にあげてみます。

・部屋を無理言って変更してもらったとき
部屋からの景色が気に入らなく、仲居さんに無理言って同じ料金で最初の部屋よりもいい部屋に変更してもらった時などは心付けを渡した方がいいでしょう。部屋のグレードが上がれば料金も上がりますが、同じ料金で変更してもらった場合には旅館に感謝の意を表しましょう。

・夕食のメニューを変更してもらった場合
旅館では夕食のメニューは決められている場合が多いです。アレルギーであったり好き嫌いでメニューを大幅に変更してもらったときには心付けとしてお礼をしましょう。本来はないメニューを特別に作ってもらっているのでありがたいですよね。

・事前に仲居さんなどにお手数かけることが分かっているとき
ご老人などのケアが必要であったりする場合には、必要以上のサービスをしてもらうことが事前にわかっているので、心付けを渡してお世話になりますと先に伝えましょう。

・迷惑をかけてしまったとき
宿泊中に酔っぱらいすぎて迷惑をかけてしまったり、子供が障子を破ってしまった、畳をよごしてしまった、ケガをして移動するたびに仲居さんに手伝ってもらったなどして仲居さんに迷惑をかけてしまったときにも渡す傾向があります。お手数かけて申しわけありません、という意味合いで使われる場合もあります。

旅館でチップと心づけの違いは?

海外ではチップというものを渡すのが一般的です。チップは提供されたサービスに対して支払わなければならないお金になります。一方で心付けは、提供されたサービスに対する感謝の気持ちをお金で表します。チップと心付けは同じものと解釈されがちですが本来の意味合いは違ってきます。

海外ではチップを払わないでいると、払ってくださいねと言われる場合があります。しかし日本では、心付けを渡されない場合でも特に何も言ってきませんよね。仲居さんが自ら心付けくださいと言ってくる旅館はないと思います。

海外でいうチップは、日本でいうとサービス料に含まれているので日本でチップ払ってくださいと言われることはありません。心付けは気持ちを表すものです。ここが大きな違いとなります。

旅館で心付けのマナー

渡すタイミングは、状況に応じて変わってきます。事前にお手数かけることが分かっている場合には、旅館や部屋の案内など一通り終わった後に渡します。仲居さんに迷惑かけてしまったときなどは、落ち着いたらすぐに渡すようにしましょう。

渡すときは、人目につく場所は避けて渡しましょう。お金はデリケートな問題なので、大っぴらに仲居さんに渡さないように注意してください。旅館によっては規則により受け取ってもらえないときがあります。一度渡して断られたら、もう一度渡してみてください。ここで受け取ってもらえないようでしたら、規則のために受け取ることが出来ないと判断して引いてください。無理に渡そうとしたりして、仲居さんの迷惑にならないようにしましょう。

現金はそのまま渡すのではなくてポチ袋や和紙などに包んで渡しましょう。もしもポチ袋などがない場合は、三つ折りくらいに折りたたんでティシューペーパーで包んで渡しましょう。そのままは渡すのは失礼になりますので、かならず包んで渡すようにします。

金額の相場は、料金の1~2割と言われています。気持ちなので1,000円でも問題はありません。渡す金額のパターンとしては、2人で1泊なら2,000~3,000円程、家族連れなら人数にもよって変わってきますが3,000~5,000円程が多いようです。1、2、3、5と切れのいい金額で渡します。

最後に

心付けは義務というわけではありません。サービスに対する気持ちを表すものなので、旅館に行った際は考えすぎずに気持ちを楽にして過ごしてください。最後までお読みいただきありがとうございました。

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