お歳暮は喪中相手に贈っていいの?マナーや注意点のポイントを紹介

   

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毎年お歳暮を贈っている相手が喪中の場合には、お歳暮を贈ってもいいのでしょうか?相手に失礼がないように対応していきましょう。

今回は、喪中の相手にお歳暮を贈ってもいいのか、マナーや注意点についてお伝えしたいと思います。

  

お歳暮は喪中相手にはどうしたらいいの?

「喪中につき年末年始のご挨拶を謹んでご遠慮申し上げます」
毎年お歳暮を贈っている相手からこのように喪中はがきがきた場合には、どのように対応していけばいいのでしょうか。

喪中とは、近親者がなくなったときに一定の期間身を慎むことをいいます。亡くなられた方との関係性にもよりますが、忌中(きちゅう:四十九日)明けから半年~1年を喪中とするのが一般的です。

お歳暮とは、お世話になっている人に対して感謝を込めた贈り物をする習慣です。喪中には慶事(けいじ:祝い事)はNGとされていますが、お歳暮は祝い事ではなくお礼なので喪中の場合でもお歳暮を送っても問題はありません

ただし、贈る際にはマナーがあるので気を付けてください。

お歳暮の喪中のマナーとは?

贈るタイミング

お歳暮を贈る時期は?

お歳暮は「事始めの日」というお正月をお祝いする準備を始める12月13日~12月20日までに贈っていましたが、現在では11月末頃から贈る方も増えてきています。

関東は12月初旬~12月31日、関西は12月13日~31日までともされていますが、年末は何かと忙しく迷惑になる可能性もあるので20日くらいまでに贈るのが無難とされています。

お年賀にならないようにする

お歳暮は年内に相手に渡すものです。年が明けて1月7日(地域によっては1月15日)に届いてしまうと、「お年賀」という形で慶事になってしまうので喪中は大変失礼に当たります。

喪中は祝い事を慎まなければなりません。年内にお歳暮として渡すことができない場合には、「寒中お見舞い」「寒中お伺い」として送るようにしましょう。

1月7日(地域によっては1月15日)の松の内が明けてから、立春(節分の次の日)までの時期に相手に届くようにします。1月8日~2月3日までが寒中お見舞いの期間となります。

寒中お見舞いとは寒さが厳しい季節に贈る便りのひとつで、相手の体調を気遣うと共にこちらの状況を伝えたりするものなので、その際に相手を気遣う手紙などを添えてもいいかもしれません。

四十九日が終わっていないが喪中はがきが届いた場合

喪中はがきは「喪中の知らせ」「年賀欠礼」「訃報の知らせ」を伝える役割を果たしています。そのため忌明け(きあけ:四十九日が過ぎること)していない場合にも、喪中はがきが届く場合があります。

はがきを確認して年内に忌明けをしない場合には、お歳暮を控えるのがマナーになります。不幸から日が経たないうちは心も落ち着いておらず、状況によってはバタバタとしています。

相手の心情を察して、四十九日が過ぎてから寒中お見舞いとして贈るようにしましょう。

熨斗

喪中のときにお歳暮を贈る際の熨斗(のし)は、無地の奉書紙(真っ白い紙)か無地の短冊に「お歳暮」と書いて贈るようにします。

通常であれば紅白の水引を使用しますが、慶事に使われるものなので喪中の際は使わないようにしましょう。

喪中にお歳暮を贈る際の注意点

言葉に気を付ける

お歳暮を贈る際に、手紙などを添える場合はおめでたい言葉は避けるようにするのがマナーとなっています。

例えば新年のあいさつで「明けましておめでとう」と祝の言葉を無意識に使ってしまうことがあります。「おめでとう」は祝いの言葉になってしまうので、「本年もよろしくお願いします」といった挨拶にするようにしましょう。

故人に宛てて贈らない

故人宛に届いてしまうと、不幸を思い出してしまい相手に悲しい気持ちにさせてしまいます。今まで故人宛に贈っていたとしても、贈る際には故人以外の親族の名前宛で贈るようにしましょう。

お歳暮にお線香は贈らない

喪中だからといってお線香を贈らないようにしてください。亡くなった方に対してお悔やみの気持ちを表したい場合には、知らせを受けた時点でお香典やお供え物として差し上げるようにします。

最後に

喪中にお歳暮を贈る際にはいくつか注意する点がありますが、相手を気遣う心を忘れずにこれからもお付き合いをしていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

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